パリティって何?

 

お金08転換社債の理論価格のことをパリティといいます。現時点で、保有している転換社債が、どの程度の価値を持っているかの目安となり、保有しつづけるか売却するかの判断材料として使えます。
具体的には、株式の時価を転換価格で割り、100を掛けて円単位で表します。
たとえば株式時価が2000円、転換価格が1600円なら、理論価格は2000/1600*100=125で、125円になります。つまり理論上、転換社債の価格が125円なら、転換すれば時価の株式が手に入るということです。
このときもし転換社債が、実際には130円で取引されているなら、社債が株式よりも高く評価されていることになります。ですから社債のまま売却するのが得です。
また社債の時価が120円なら、株式のほうが評価が高いので、転換してから売却するほうが有利になります。
転換社債は普通、時価を上回る転換価格で発行されるため、発行時点では理論価格が100円を下回ります。このようなときは転換も売却もせず、償還期間まで保有しつづけるのが賢明な選択肢です。会社の業績が伸びて株価が上がり、理論価格が100円を超えたとき、はじめて売却の旨みが出てきます。
なお売却には手数料や税金がかかることを考えて、多少の余裕を見ておくことも必要です。

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